HOA、小倉駅に5Gコワーキングスペース開業
【北九州】HOA(北九州市小倉北区、岡秀樹社長)は、JR小倉駅に第5世代通信(5G)を常設で提供するコワーキングスペースを開業した。民間企業が運営する同様の施設にNTTドコモの5G環境が整備されるのは初めてという。北九州市と連携してITベンチャーを誘致、新ビジネス創出を目指す。
JR西日本グループが運営する駅施設・ビエラ小倉1階に「ディスカバリ コワーキング」の名称で開業した。床面積は460平方メートルで、3平方メートルから40平方メートルまで17部屋を用意。利用料は月額6万―35万円のほか、1時間当たり1100円からの利用も可能。北橋健治市長は「非常に便利なビジネス空間。IT企業誘致の追い風になる」と期待した。