Otameshi BIZ Kitakyushu
地方にもう一つ拠点を置く話が社内で出て、候補に北九州が挙がっているところかもしれません。とはいえ、なじみの薄い街でいきなりオフィスを借りるとなると、決めかねることもあるかと思います。
北九州市には、そうした企業が実際に北九州で働いてみるための制度「おためしBIZ推進事業」があります。市の助成を受けながら社員の方が北九州で働き、拠点を置くかどうかを確かめられます。
この記事では、利用できる企業の条件と助成の上限を市のウェブサイトの言葉のまま、申し込みの流れを申し込みのウェブサイトの言葉でまとめました。あわせて、JR小倉駅内にある私たちの DISCOVERY coworking(以下 DISCOVERY)を、滞在中のワークスペースとして使う場合もご紹介します。
おためしBIZ推進事業の対象と期間
おためしBIZ推進事業は北九州市の事業で、以前は「おためしサテライトオフィス推進事業」という名前でした。対象は、市のウェブサイトの言葉では「地方での拠点設置を検討する首都圏等の企業(北九州市内に拠点を有していない企業)」です。
市が助成するのは「交通費」「宿泊費」「ワークスペース利用料」の3つです。いつ、何泊まで、何名で利用できるかは、次のとおりです。
- 期間:令和8年5月7日(木曜日)から令和9年2月28日(日曜日)まで
- 泊数:最大9泊10日間
- 人数:原則1社につき3名まで
人数は「原則」3名までとなっているので、3名を超えて来られる場合は、申し込みの前に市へお問い合わせください。
利用できる企業の条件と審査
利用できるのは、市のウェブサイトの言葉では「以下の要件を全て満たす企業」で、要件は次の3つです。
- 「IT関連企業又はコンテンツ関連企業であること(従業員数3名以上)」
- 「北九州市に拠点を有していないこと」
- 「北九州市への拠点開設を検討していること」
「全て」とあるので、1つでも当てはまらない場合は対象外です。自社が3つの要件に当てはまるか、1つずつご確認ください。
3つの要件に当てはまっても、必ず利用できるとは限りません。市のウェブサイトには「第三者による審査で北九州市とのマッチングが難しいと判断された場合はお断りすることがございます。」とあります。
利用を終えた後の企業側の協力として、市のウェブサイトには「本事業利用終了後に実施するアンケート調査・ヒアリング及び当事業PRに関する取材など」が挙がっています。社内で話を進めるときは、この協力についてもあわせて伝えておくことをおすすめします。
助成の上限と、超えた分の扱い
上限は、市のウェブサイト(2026年5月20日更新)の言葉のまま下の表に載せました。
| 何に | 市のウェブサイトの言葉(そのまま) |
|---|---|
| 交通費 | 片道最大30,000円/人(往復最大60,000円/人)を上限として、支払額全額を負担します。 |
| 宿泊とワークスペース利用料 | 宿泊&ワークスペース利用料含む10,000円/日・人として、宿泊税等を除く支払額を負担します。 |
| ワークスペースだけを使うとき | ただし、ワークスペースのみの利用は、最大1,500円/日・人とします。 |
上限を超えた経費については、市のウェブサイトに「助成上限額を超えた経費は、参加者負担となります。」とあります。飛行機で来られる場合は、「飛行機での移動については、北九州空港利用を原則とします。」という一文もご確認ください。
社内で見積もりを立てるときは、往復の運賃と、宿泊とワークスペースに1日でかかる費用を、この上限と比べてみてください。会社で負担する分を前もってつかめます。
申し込みから北九州に来られるまで
申し込みは、市のウェブサイトにある「令和8年度北九州市おためしBIZ推進事業お申込みフォーム」から行います。フォームの先のウェブサイトには、「STEP01 お申し込み → 02 事前ミーティング → 03 マッチング → 04 北九州へ!」の4つのステップで流れが載っています。
来られる時期が決まっている場合は、事前ミーティングとマッチングの期間も見込んで、早めに申し込んでおくと動きやすくなります。
申し込みと審査は、市の手続きで進みます。制度について分からない点は、市のウェブサイトに問い合わせ先として載っている産業経済局企業誘致部企業誘致課へお問い合わせください。DISCOVERY は、滞在中に使えるワークスペースの一つです。
滞在中に確かめておきたいこと
滞在できる日数には限りがあるため、北九州で何を確かめたいかを、来られる前に社内で書き出しておくと、短い日数でも判断の材料をそろえやすくなります。たとえば、次の3つです。
- 訪問先までの移動。取引先の候補や、一緒に働く方を訪ねるとき、仕事場からどう移動するか。新幹線や電車での移動が多い方ほど、仕事場が駅に近いと日々の移動が楽になります。
- 打ち合わせの場所。来訪されるお客様と、どこで打ち合わせをするか。仕事場の中に会議室があれば、お店を探す手間が省けます。
- 拠点を開くときのオフィスの形。部屋を借りるのか、登記の住所をどこに置くのか、いつから使い始めたいのか。滞在中に、候補のオフィスを見ておくこともできます。
3つ目まで確かめておくと、戻られてから「拠点を開くか」を社内で話し合うときに、場所と使い始める時期まで一緒に決めやすくなります。
滞在中のワークスペースに、JR小倉駅内の DISCOVERY
DISCOVERY は、この事業のワークスペースとして登録しています。ただし、どの使い方が助成の対象になり、いくら助成されるかは市の決まりによります。申し込みの前に、市のウェブサイトと企業誘致課でご確認ください。
DISCOVERY は JR小倉駅の中にあり、新幹線の改札口から徒歩1分、博多からは新幹線で約15分です。新幹線で着いた日はすぐに仕事場に入れ、福岡市内へ出かける日も駅から電車に乗れます。さきほどの「訪問先までの移動」も、滞在中の毎日の中で確かめられます。
数日の滞在なら、コワーキングの席を時間で使えるドロップインが向いています。短時間から1日まで利用でき、使い方と時間ごとの料金はJR小倉駅内のコワーキングスペースのページでご覧いただけます。席や部屋の予約はオンライン予約のページからできます。来訪されるお客様との打ち合わせには、会議室もご利用いただけます(会議室のページ)。営業時間は平日8:00〜20:00で、24時間利用できるのはレンタルオフィスをご契約の場合です。
北九州で働く方の様子は、DISCOVERY を北九州での活動の拠点にしている企業の入居者インタビュー「人」を起点に、企業と地域の未来をつくるでお読みいただけます。
拠点を開くと決めたら、JR小倉駅内のレンタルオフィス
DISCOVERY では、デスクとチェアを備えたオフィスを月額で借りられます。月額には Wi-Fi と光熱費が含まれ、法人登記にも使えます。
お申し込みからご入居までは通常1カ月程度が目安で、最短で2週間程度でのご入居もできます。滞在中にオフィスを見ておき、戻られてから決めた時期に間に合うかを考えるときは、この日数がポイントです。部屋と料金はJR小倉駅内の賃貸オフィス・レンタルオフィスでご覧いただけます。
家賃の負担を抑える方法として、北九州市には、条件に合う企業の賃料を補助する「オフィス立地促進補助金」もあります。詳しくは北九州市のオフィス補助金の記事にまとめています。
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オフィスを借りるかどうかは、北九州で何日か働いてみてから決められます。
まずは北九州市の「おためしBIZ推進事業」のウェブサイトで、自社が3つの要件に当てはまるかをご確認ください。当てはまりそうでしたら、滞在中のワークスペースとしてJR小倉駅内のコワーキングスペースをご覧ください。拠点を開いた後のオフィスもJR小倉駅内の賃貸オフィス・レンタルオフィスで見ておくと、申し込みの後の段取りが立てやすくなります。
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